ブルマァク復刻版ポインター |
<作例その1>(過去の作品から) 1985年発売のマスターモデル版ポインターを『発売当時に』製作した、古い作例です。 まだ学生の頃の作品とはいえ、やっぱり造りが荒いですねぇ。恥ずかしいです(^^;)。 . |
この時代には、ポインターの模型には リアルな『スケールモデル』などなかったため、 当初は”リアルポインター”をコンセプトに改造を始めたため、かなり手は入れています。 |
初めはリアルポインターを目指し、ミラーやアンテナなどの新規パーツ作成や ライトの点灯なども考えていたのですが、試作として素組みで1台作ってみたところ 華やかなメッキパーツの美しさに魅せられ、単なる『リアル』ではなく、このメッキパーツを 生かした「準リアル」な作品に仕上げたい、と方向転換を図りました。 リアルながらも、単純にソレのみを追い求めるのではなく、ちょっと下がって 大人の視点を加味したオモチャを作ろう、というのが狙いになりました。 |
このモデルのオモチャとしてのウィークポイントはミサイル発射システム。 作って遊んだ方はおわかりと思いますが、ミサイルを装着して発射スイッチを押しても なかなか発射できないんです。解決策としては、発射スイッチを長くすることにより、 ほとんど不発を防ぐことができます。作例の場合は、先端をカットし、虫ピンを植え込んで あります。あとは若干ミサイルを整形してやればOKです。 |
※ 向かって右は素組みの作例です(PO-2) |
作例の改造箇所 : <ボディ>1. ボンネットを盛り上げ、TDF PO-1ロゴが正面に貼れるようにした 2. 正面エアインテーク上に洋白板でグリルを追加 3. ワイパーを変更 4. フォグランプ改 5. ボディフロントまわりを整形 6. ドアノブ製作 7. フロント・サイド・リアのウィンドを塩ビに よる新規パーツに交換 8. 洋白板でワイパーアームを製作、ブレードはあえて省略 9. サイドモールを追加 10. ドアやリアサイド、F.オーバーフェンダー等にスジ彫り 11. リア(垂直)ウィング整形 12. リア(水平)ウィング、及び周辺を改装 <内装> 13. 前後シートを追加 14. ステアリング、メーターパネル、バックミラー付きの ダッシュボードを追加 15. 日よけを追加 16. リアタイヤハウス&トランクルーム追加 17. 1/35兵隊人形を改造したウルトラ警備隊員を乗車させる <その他> 18. ミサイル発射スイッチ延長 19. ・・・さて、ボディ下(運転席の下あたり)に見える突起は何でしょう?(^^;) などなど |
※ 向かって右は素組みの作例です(ランプ類は、あえて逆付けしてあります) |
改造点:19.の突起は、ホバークラフト用の大型ファンでした↓(笑)。 こんなファンでホバーになるかよ!ってご指摘あろうかと存じますが、この解釈は 当時の怪獣雑誌記事や怪獣図鑑でも知られる、その道の第一人者「大伴昌司」さんの 図解的な表現をとってみました。私に言わせれば、フジミ製スケールプラモデルの ホバーの表現なんか納得できないもんね。「でっかいプロペラ」が正解よ(^^;)。 |
ってな訳で、作例の前振りに大昔の作例を引っ張り出してみました(汗)。 最近のリアルスケールモデルも素晴らしいけど、自分の過去の作品誉めるのもヘン ですが、こういう曖昧な模型が好きなんですよね。ワイパーなんか、ブレードだけで あえてワイパー自体を省略してるトコなんか、「ようやった、昔の自分!」みたいな(笑)。 でもねぇ、仕上げは非常〜に『雑』!しょ〜もない作例でスミマセン。ご参考まで。 さて、次は本番。20年近くたって、はたして作者は成長してるのか?! つづけて2作目をご覧くださいませ。m(_ _)m |
↓↓↓↓ <NEXT> 作例その(2)へ |
ウルトラセブンVintage Top へ ウルトラセブンVintage map へ ウルトラセブンVintage アートギャラリー へ ウルトラセブンVintage アートギャラリー内 プラモデルギャラリーTOP へ ブルマァク 復刻 ポインター 前ページ へ戻る . |