ブルマァク ポインター (復刻版)
まずはプラモデルの紹介から... 作例のポインターは、全長、約19cm。表題は「ブルマァク」の復刻版としていますが、もとは、 1967年に(株)マルザンより発売された、「ウルトラセブンシリーズ」のプラモデルのひとつ。 「ポインター・スカイライン」という名前で、マルザン製ポインタープラモとしては中級クラスです。 |
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ウルトラセブンシリーズの商品展開で意気の揚がるマルザンでしたが、スロットカー販売の 失敗による負債が屋台骨を蝕み、ポインター発売の翌年、日本初のプラモデル製造を始めた 老舗のマルザン(旧、マルサン商店)も、ついに倒産へと追い込まれます。 そのため、ポインター・スカイラインも、名作としての名を残すことなく市場から消えました。 しかし、マルザン(旧、マルサン商店)で育った面々によって起こされた「(株)ブルマァク」が 倒産したマルザンより金型を譲り受け、同モデルをポインター(中)として再販します。 (箱絵画像は『プラモデルのページ』をご参照ください。) ブルマァクから発売されたセブンメカプラモは、新しいウルトラシリーズのメカプラモに 引けをとらない売れ行きで、キャラクター物としては息の長い人気モデルとなりました。 そして、残念ながら そのブルマァクも倒産してしまいますが、ポインター(中)は、不死鳥の ように蘇ります。 |
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今回は、この「蘇ったポインター」2種を、作例として紹介いたします。 . |
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まず、1985年。老舗メーカー「日東」の特殊部門である『マスターモデル』というブランド から、復刻商品としてでなく、縮尺モデルとして 「1/32 TDF ポインター」が発売。 |
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基本的に、金型改修なしでの復刻でした。ただし、マルザン/ブルマァクと異なり、 基本成型色は銀。更にメッキパーツを多分に使用して、非常にグレードが高い雰囲気を 実現しています。デカールシールもリアル嗜好の新規タイプで、PO-UやMP仕様などの バリエーションデカールも付属し、マニア心をくすぐります。(以下、基本塗装のみ施した 「素組み見本」。製作は編者ですが、ギャラリーとしての作例ではありません。) |
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このモデルで、唯一残念だったのがタイヤ&ホイールです。プラ素材は完全復刻を なし得たものの、ゴムパーツまでは復刻に至らず、別型のゴムタイヤを使用したため、 本来のホイールパーツが使用できず、代わりに同梱された別車両のホイールパーツで 代用するようになっていました。 . |
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そして1998年、ウルトラマンのブーム再来と併せて起きたVintage玩具ブームに乗り、 バンダイがブルマァクの商標を取得して、ブルマァクポインターの<完全復刻版>が 発売されることになります。マスターモデル版でなし得なかったタイヤの復刻はもちろん、 外装箱も、ブルマァク後期版が忠実に再現されました(キャラメル式の外箱を用意し、 中に完全コピーの箱を入れるという2重箱構造が採用されています)。 |
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クリアシールとなっています。(上右は外箱裏に掲載された、バンダイによる完成見本) |
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. さて、今回の作例は 上記紹介の1985年製&1998年製 復刻ポインター。 前置き説明が長くなりましたが、編者がどのように料理をしているか 下記クリックしてご覧ください。3台の作例 を展示しております。 ↓↓↓↓ ブルマァク復刻ポインター 作例(その1)へ ......... |
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